転職をする場合には資金繰りを
転職を考えている場合には、まず現在勤めている会社を辞めてしまう前に最悪の場合に備えた資金繰りをしっかりしておくことが必要です。最悪の場合というのは、転職活動が想像以上に長引いてしまうことを指します。当初は1~2か月で転職活動を終えることができるだろうと考えていた場合に、3か月、半年と仕事が決まらなかったときは生活資金がなくなってしまい、転職活動どころではなくなってしまうかもしれません。結局アルバイトに精を出さざるをえなくなり思うような転職ができなくなったり、妥協してとりあえず目先の給料を得ることが目的になった転職になってしまうかもしれません。
そうならないように、どのぐらいの期間であれば転職活動に安心して専念できるか、事前にしっかり生活資金の資金繰りをする必要があるのです。自己都合で退職した場合には、雇用保険からの基本手当は3か月の支給停止があります。そこまで考えて資金繰りをするのです。
退職したら給料は入ってきません。ということは資金繰りといっても要するに生活費がどれぐらいかかり、貯金でどれだけ耐えられるかの試算をするということが重点ポイントになるのです。それを試算しておけば貯金が足りない場合、転職時期をずらして調整することも可能になります。
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